なぜ今、アルパカPCが
生成AIガイドを付けるのか
当店が全品に「生成AIはじめかたガイド」と「アルパカPC便利ツールボックス」を付けることにした背景と、その中身をお伝えします。
先にざっくり言うと、当店のパソコンにはこの2つが追加費用なしで付いています。
生成AIはじめかたガイド(アプリ版・全16章)
10分体験コース、頼み方の例文52本、練習用ファイル、安全の約束、スタンプ帳。デスクトップのアイコンから、ネットがなくても読めます。
アルパカPC便利ツールボックス
画像・PDFの便利ツール、パソコン教室、ゲーム、脳活トレーニング。広告なしで、当店のお客様はProプランが永続無料。 → オンライン版を開く
この2つの中身は、ページの後半(SECTION 06・07)で詳しくご紹介します。まずは、なぜ付けることにしたのか、その話から。
当店のリアル店舗に来店されるお客様に「どんなことにパソコンをお使いになりますか?」とお聞きすると、「ワープロと表計算、あとはYouTubeを見てメールができればいいな」という方が非常に多いのです。
日常的にパソコンをフル活用している立場からすると、それだけしかやらないのはもったいないな、という思いが常にありました。
お客様にアンケートを取ってみると、「生成AIってパソコンの性能が高くないとできないんでしょ」と思われている方が非常に多いという現実があります。
もっと詳しく知りたくて、全国のパソコンユーザー500名を対象に調査を行ったところ、生成AIを「知っている」方は9割を超えていました。ところが、実際に使ったことがある方は3割に届きません[1]PR TIMES 当店調査レポート「生成AI利用実態調査(2025年)」。知っているのに使っていない方が、6割もいたのです。
そして、使っていない方の多くが「パソコンの性能が高くないと動かないのでは」と感じていました。
これには正直驚きました。
始められないのは、パソコンの性能の問題ではなかった。「知っているかどうか」、ただそれだけの差だったのです。
この事実に、結構な衝撃を受けました。
生成AIに対して「便利そうだけど、なんだかよくわからない」「怪しくないの?」という感覚をお持ちの方もいらっしゃると思います。少し前までは、当然の感覚だったと思います。
ただ、いまはだいぶ景色が変わってきています。
2025年12月、日本政府は初めての「AI基本計画」を閣議決定しました。高市首相は「1兆円超をAI関連施策に投資していく[2]内閣府 AI戦略本部」と表明し、2026年からは政府の職員10万人以上が、業務で生成AIを使い始めています。
デジタル庁では「源内(げんない)」という生成AI基盤を構築[3]デジタル庁「源内」解説し、省庁全体に展開する計画が動いています。名前の由来は、江戸時代の発明家・平賀源内。国がこういうネーミングでAI基盤を作っている時点で、もう「一部の詳しい人だけの道具」ではなくなっています。
民間でも同じです。ソフトバンクの孫正義氏は「1人で10人分の仕事ができる時代が来た[4]ソフトバンク 孫正義氏 講演(2025年8月)」と語り、DeNAの南場智子会長は2025年2月に「AIにオールイン」を宣言[5]DeNA 南場智子会長 講演。自身の経営業務にも生成AIを取り入れて「すごく楽になった」と話しています。
もちろん、「だから乗り遅れるな」と急かしたいわけではありません。ただ、これだけ大きな組織や、最前線で判断を下しているトップたちが「使う」と明言している。それだけ、安心して触れてよいものになってきた、ということは伝えておきたいのです。
生成AIの使い方は、実はとてもシンプルです。
ブラウザを立ち上げて、「ちょっと聞いてほしいんだけど」と悩み事を相談してみる。たとえばこんな場面で使えます。
「教科書にこう書いてあるんだけど、読んでもよく分からないからもっと詳しく教えて」と聞いてみる。分かりやすく説明してくれます。
「表計算を作っていてうまくいかないから手伝って」、「お詫びメールの文面を作ってみたから添削して」と依頼する。解決方法や実際に文面の添削をしてくれます。
「画面にこんなエラーが出たんだけど、どうすればいい?」とスクリーンショットを貼り付けて聞くだけ。原因と対処法を、その場ですぐに教えてくれます。
「今週の晩ごはん5日分、和食多めで考えて」と頼むだけ。献立に悩む時間がゼロになります。
「『密室からプリンが消えた事件』を、ハードボイルドな探偵(渋い口調)が真剣に解決する物語を書いて」と頼んでみる。思わず笑える物語が、ものの数秒で出来上がります。
「来月の3連休で温泉に行きたいんだけど、予算2万円くらいでおすすめある?」と聞けば、行き先から宿、観光ルートまで一緒に考えてくれます。
気の置けない友達にちょっと聞いてみるような感覚で、手軽に使えるのです。
いま生成AIは、1~2ヶ月で新しいモデルが出るたびに、できることがまた増えていきます。半年前にはできなかったことが、今日はもう当たり前にできる。そういうスピードで進んでいます。
だからこそ、今のうちにちょっとだけ触れておくことに、意味があると思っています。
今日「こんなこともできるんだ」と感じた体験が、1ヶ月後には「じゃあ、これもできるかな?」に変わる。半年も使っていれば、「もしかして、こういうこともできちゃう?」と自分から試すようになる。そして1年後、2年後には、触れていなかった場合とは思っている以上の違いが出てきます。
春から大学に通う方なら、教科書の内容がうまく理解できないとき、AIに「もう少しかみ砕いて教えて」と聞いてみるだけで、勉強の進み方が変わるかもしれません。新社会人の方なら、お客様へのメールの文面をAIに相談するうちに、自分一人で書くよりずっと早く、ずっと丁寧な仕事ができるようになるかもしれません。
ご年配の方でも、「血圧の数値がちょっと気になるんだけど」「孫の誕生日にどんなプレゼントがいいかな」と話しかけるだけで、パソコンがぐっと身近な相談相手になります。
特別なスキルは必要ありません。パソコンで検索ができる方なら、今日から使えます。
大事なのは、使いこなすことではなく、まず触れてみること。
当店からお届けしたパソコンのデスクトップに、「アルパカPC便利ツールボックス」というアイコンがあります。
画像の変換、PDFの結合や分割、QRコードの作成、パスワード生成など、日常でよく使う8つのツールが入った便利ツール集です。インストールは不要で、インターネットに繋がなくても使えます。
このツール、店長が生成AIに話しかけながら作りました。プログラミングの専門知識はありません。
なぜ、パソコン屋の店長がツールを自作したのか
パソコンを届けて終わり、ではなくて、届いた後も「買ってよかった」と思ってもらえるお店でありたい。ずっとそう思っていました。
画像のサイズを変えたい、PDFをまとめたい。パソコンを使っていると、そういう場面がたまに出てきます。実はブラウザだけでできる無料のWebサービスはたくさんあるのですが、広告だらけで使いにくかったり、運営元がはっきりしないものも少なくありません。「このサイトにファイルをアップロードして大丈夫かな?」と不安に思ったこと、ありませんか? 店長自身も、ずっとそう感じていました。
安全で、広告がなくて、説明を読まなくても使えるもの。そういうツールをお客様にお渡しできたらいいのに、とずっと思っていました。あるとき、生成AIに「オフラインで、ブラウザだけで完結するツールって作れる?」と聞いてみたら、「できる」と返ってきました。会話を重ねていったら、約30分でオフライン版の便利ツールが動いていました。
オンライン版は、ツール集から「パソコンの相談所」に育ちました
インターネットが使える環境では、オンライン版の「アルパカPC Toolbox」をお使いいただけます。最初はファイル変換のツール集でしたが、お客様の声を聞きながら足していくうちに、いまはこんな顔ぶれになっています。
画像変換、写真の個人情報削除、PDFの結合・分割・ページ並べ替え・高圧縮、QRコード作成、パスワード生成、OCR(画像から文字を読み取り)など。多くのツールはファイルをサーバーに送らず、パソコンの中だけで処理します。
マウス操作、タッチタイピング、ファイルとフォルダー、インターネット、メールのきほん、安全教室の6講座・全30レッスン。説明と練習問題で、好きな順番に何度でも練習できます。
メールソフト「Thunderbird」、圧縮・解凍ソフト「7-Zip」を、公式ダウンロード先から最初の設定、日常の使い方まで画面見本つきで案内します。
将棋、囲碁、数独、リバーシ、ソリティア、五目並べ、マインスイーパー、神経衰弱など10種類以上。パソコンに不慣れな方でも、ゲームなら楽しみながらマウス操作に慣れていただけます。
処理速度・注意・記憶・判断・道順・推理を使う7種類。シニアの方にも使いやすい大きなボタンで、スマホでもパソコンでも遊べます。
パソコンの症状から困りごとを調べたり、購入相談ができるコーナー。息抜きには思考スタイル診断、星座占い、タロット占い、数秘術も。
「どこの誰が作ったかわからないサイトにファイルを預ける」不安を、まるごとなくすために作っています。
■ 当店でご購入のお客様は、Proプランが永続無料です
通常は月額500円のProプラン(全ツール無制限、限定ツールも利用可)を、当店でパソコンをご購入いただいたお客様には期限なしで無料でお使いいただけます。商品に同梱されている「店舗コード」をToolboxのアカウントに登録するだけです。
オンライン版は、機能の部分だけなら1日ほど。デザインや使い勝手の調整を含めても3日ほどで最初の形になりました。業界27年、アルパカPCで9年間お客様と向き合う中で「あったら助かるだろうな」と感じてきたものを生成AIに伝えたら、ここまで作れてしまった。これが正直な実感です。
当店がお付けしている「生成AIはじめかたガイド」は、パソコンにインストールされた専用アプリです。デスクトップのアイコンを開くだけで、いつでも読めます。
以前はPDFの冊子をお渡ししていましたが、「読む教材」から「一緒にやる教材」に作り替えました。例文をコピーして貼り付ける、チェックを入れて次に進む、スタンプを集める。読むだけで終わらず、手を動かしながら進められます。
ガイド本編(全16章)
「生成AIってなに?」から始まり、ChatGPT・Geminiのはじめかた、頼み方のコツ、スクショや写真を見せて聞く、書類やPDFを読んでもらう、調べてもらう、文章を作ってもらう、声で使う、画像を描いてもらう、遊ぶ(小説・占い・思い出)、安全の約束、早見表、最新情報まで。ガイド内の検索機能つき、文字サイズは「標準・大・特大」から選べます。
はじめての10分体験コース
「こんにちは」と送るところから、5つのステップでAIとの初めての会話を体験します。例文は「コピーする」ボタンで写し取って貼り付けるだけ。自分で文字を打つ必要はありません。実際にAIから返ってきた返事の例も載っているので、「これで合ってる?」と不安になりません。
頼み方の例文52本(プロンプト集)
生活・勉強・仕事・趣味・創作・写真の6カテゴリから、コピペですぐ使える例文を収録。「分量つきレシピを教えて」「1週間の献立を作って」「議事録の形に整えて」など、届いたその日から試せます。目玉は、AIに聞き手になってもらってご家庭の思い出を読み物として残す「思い出の聞き書き」です。
AIおためし教材(練習用ファイル5点)
「自分の写真や書類をAIに見せるのはちょっと不安」という方のために、練習用のファイルを用意しました。英語のエラー画面、町内会のお知らせ(PDF)、会議の走り書き、手書きの買い物メモ、アルパカの写真。個人情報はいっさい入っていないので、安心して「これ、どういう意味?」「読める字に清書して」と試せます。
安全の約束と、困ったときのQ&A
「秘密は守る」など4つの約束と、「入力しないものリスト」で、安全な使い方を最初に身につけます。理解度を確かめる安全クイズつき。うまくいかないときは「困ったときQ&A」と「やりたいこと診断」へ。各章の見出しには緑・黄・赤の「安全ランプ」があり、AIだけで決めてよいことと、人にも相談してほしいことが一目で分かります。
スタンプ帳と「AIマスター認定証」
章を読み終えるごとにスタンプがたまります。15章をコンプリートすると「AIマスター認定証」が発行されます。ちょっとしたごほうびが、続ける力になります。
ChatGPT・Geminiをワンクリックで
ガイドの中の「ChatGPTを開く」「Geminiを開く」ボタンから、すぐにAIの画面が開きます。デスクトップにもショートカットを設置してお届けします。
パソコンを届けて終わり、ではなくて、その先の使い道まで一緒にお届けしたい。便利ツールボックスは、そう思って作った最初の一歩です。AIガイドは、次の一歩をお客様ご自身で踏み出していただくためのものです。
どちらも、店長が生成AIと話しながら作りました。「パソコン屋の店長でもここまで作れる」ことが、生成AIの一番わかりやすい証拠だと思っています。
生成AIガイド付き。アルパカPCのパソコンを、ぜひご覧ください。
商品一覧を見る参考情報
■ 生成AI関連
- PR TIMES 当店調査レポート「生成AI利用実態調査(2025年)」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000173364.html
- 政府 AI基本計画(2025年12月閣議決定):https://www.cas.go.jp/(内閣府 AI戦略本部)
- デジタル庁「源内」解説:https://digital-agency-news.digital.go.jp/articles/2025-12-11
- ソフトバンク 孫正義氏 講演(2025年8月):https://ai.softbank/insights/011/
- DeNA 南場智子会長 講演(2025年2月):https://fullswing.dena.com/archives/100153/
■ 当店のツール
- アルパカPC Toolbox(オンライン版):https://tools.motto-inc.co.jp/